歯科用語辞典 · インプラント
骨結合(オッセオインテグレーション)
Osseointegration
骨結合(オッセオインテグレーション)とは、インプラントの人工歯根(フィクスチャー)が周囲の顎の骨と直接しっかり結合する現象をいいます。インプラントが自然の歯のように咬む力を支えるための土台となる過程とされています。
やさしく言うと
分かりやすく言うと、顎の骨に埋めたインプラントのネジが、時間の経過とともに骨と一体になるようにしっかり付くことです。木に釘を打っておくと、木が釘を包み込んで固まっていくことに例えられます。この結合が十分に得られてはじめて、その上に歯(補綴物)を装着してもぐらつかなくなります。
インプラント埋入後、フィクスチャーの表面と顎の骨との間で骨の細胞が成長し、直接接し合っていく過程が骨結合です。この結合がインプラントの安定性と寿命に中心的な役割を果たすとされています。
骨結合には通常、数週間から数か月の治癒期間が必要で、上顎は下顎より骨がやわらかい傾向があるため、より長くかかる傾向があります。患者さまの骨の状態、全身の健康、喫煙の有無などが骨結合の速さと成功率に影響すると報告されています。
骨結合が十分に得られたかどうかは、臨床検査とレントゲン(CT・パノラマ)画像で確認したうえで、補綴の段階へ進みます。結果には個人差があるため、確定的な数値ではなく平均的な傾向としてご案内します。
よくある質問
- Q. 骨結合にはどのくらいかかりますか?
- 一般的に数週間から数か月かかるとされており、上顎は下顎より長くかかる傾向があります。骨の状態や全身の健康、喫煙の有無などによって期間や成功率が変わることがあるため、詳しい経過は診断と経過観察を通じてご案内します。
This entry is for general information. Diagnosis and treatment depend on individual conditions.