「入れ歯がすぐ緩んで揺れるので、噛むたびに不便です…」
「インプラントは高いし怖くもあって… どちらがよいのでしょうか?」
「歯がほとんどないのですが、こういう場合もインプラントはできますか?」
こうしたお悩みで議政府の入れ歯・インプラントをお探しの方がとても多くいらっしゃいます。
こんにちは、議政府ドクタービューティー歯科病院のチェ・ヨンソク病院長です。
本日は、入れ歯とインプラントを噛む力・安定感・管理・顎の骨・費用・適応の6つの観点から比較し、両者の長所を合わせたインプラントオーバーデンチャーまでまとめてお伝えします。
どちらか一方が絶対的な正解というより、状況によって合う方法が異なるためです。
3分だけお時間をいただければ、ご家族にどちらが合うかを判断するお役に立てるはずです。
1. 入れ歯とインプラント、噛む力と安定感はどれくらい違うのでしょうか?
「入れ歯を入れてもうまく噛めません。」
入れ歯を長く使ってこられた方がよくおっしゃる言葉です。
一般的に入れ歯の噛む力は天然歯の20〜30%程度とされています。歯茎の上に乗せて支える方式のため、硬いものを噛むときに力がうまく伝わりにくいのです。
一方インプラントは人工歯根を顎の骨に埋め込んで固定するため、天然歯に近い安定感で噛むことができるとされています。
安定感でも違いがあります。入れ歯は歯茎の状態によって動いたり緩んだりすることがある一方、インプラントは骨に固定されているため揺れが少ない傾向です。
もちろん噛み心地や満足度は、歯茎・骨の状態や慣れの程度によって人それぞれ異なります。
診療室でも、長く入れ歯を使われてからインプラントに換えた方が「噛むのが楽になった」とおっしゃることが多いです。
この違いのため、入れ歯では硬いものや弾力のあるものが負担で、食べられるものが限られると感じられる方が多くいらっしゃいます。
反対にインプラントは噛む感覚が天然歯に近く、食事の幅が広がったとおっしゃる方が多い傾向です。
✔ 入れ歯の噛む力は天然歯の20〜30%程度とされています
✔ インプラントは骨に固定され、天然歯に近い安定感が得られます
✔ 噛み心地・満足度は歯茎・骨の状態によって個人差が大きいです
いちばん大きな違いは結局「何が支えるか」— 歯茎か、骨かということです。
2. インプラントオーバーデンチャーとは何で、管理はどう違うのでしょうか?
「入れ歯は嫌だし、インプラントは負担だし… 中間はないのでしょうか?」
そんなときに検討する方法が、まさにインプラントオーバーデンチャーです。
インプラントオーバーデンチャーは、インプラントを数本埋入し、その上に入れ歯をしっかり固定する方法です。すべての歯をインプラントにするより本数を減らしながらも、通常の入れ歯より緩みや揺れを抑えられるとされています。
管理の方法にも違いがあります。通常の入れ歯は外して洗浄し、歯茎を休ませる管理が必要で、インプラントは天然歯のように毎日の歯磨きとデンタルフロスで管理し、定期的に点検を受ける必要があります。
オーバーデンチャーは両方の管理が必要になるため、取り外し後の洗浄とインプラント周囲の衛生管理を一緒に行っていただくのがよいです。
どの方法が合うかは残っている歯や顎の骨の状態によって変わりますので、検査で確認することが必要です。
ですから「入れ歯は不便だけれど、全部インプラントにするのは負担」という方が、中間の選択肢として検討されることが多いです。
✔ オーバーデンチャーはインプラントで入れ歯を固定し緩みを抑えます
✔ 通常の入れ歯は外して洗浄、インプラントは天然歯のように管理します
✔ 適応かどうかは残っている歯・骨の状態によって異なります
オーバーデンチャーは、入れ歯の負担とインプラントの安定感の間の折衷案になりえます。
3. 費用・年齢・歯茎の状態はどう考えればよいのでしょうか?
「年齢も年齢ですし費用も心配ですが、何を基準に決めればよいでしょうか?」
現実的にいちばん悩まれる部分です。
まず費用の面では、健康保険も一緒に確認されるのがよいです。満65歳以上の方は高齢者の入れ歯に7年に1回、インプラントに生涯2本まで健康保険が適用され、自己負担は30%程度とされています。適用の条件や基準は政策によって変わることがあります。
年齢そのものより大切なのは、顎の骨と全身の健康状態です。インプラントは骨に埋入する分、骨が足りなければ骨移植を一緒に検討することもあり、糖尿病などの全身疾患がある場合はコントロールの状態を確認したうえで進めることになります。
ですから「とにかくインプラント」あるいは「とにかく入れ歯」ではなく、残っている歯の数・顎の骨・全身の健康・管理のしやすさを合わせて見ながら決めるのが現実的です。
たとえば残っている歯がほとんどなく骨も足りない場合は入れ歯やオーバーデンチャーが現実的なことがあり、数本だけない状態で骨の状態が良ければインプラントが有利なこともあります。
同じ年齢でも、状況によって答えが変わる理由です。
✔ 満65歳以上は入れ歯・インプラントとも保険適用を確認してみましょう
✔ 年齢より顎の骨・全身の健康状態のほうが大切です
✔ 残っている歯・管理のしやすさまで合わせて決めるのがよいです
結局、正解は「より良いもの」ではなく「自分の状態により合うもの」です。
議政府で入れ歯とインプラントの間で悩んでいらっしゃるなら、補綴治療のご案内と議政府 入れ歯・インプラントのページで方法をまず比べてみられるのもよいかと思います。
まとめ
✔ ポイント1:噛む力・安定感はインプラント、負担の少なさは入れ歯が有利です
✔ ポイント2:オーバーデンチャーは両者の長所を折衷した方法になりえます
✔ ポイント3:年齢より顎の骨・全身の健康・保険まで合わせて決めましょう
本日の内容が、議政府で入れ歯・インプラントをお考えの方のお役に立てば幸いです。
長文をお読みいただきありがとうございました。
議政府ドクタービューティー歯科病院 チェ・ヨンソク病院長
議政府の入れ歯とインプラント、噛む力はどれくらい違う?<6つの比較>
本記事は医療法第56条第1項に準拠し、ドクタービューティー歯科病院が直接作成した情報提供記事です。すべての歯科治療の効果には個人差があり、歯茎の痛み、腫れ、慣れるまでの期間の不快感などの副作用が生じる可能性があります。
よくある質問
高齢者の入れ歯にも健康保険は適用されますか?
満65歳以上の方は、高齢者の入れ歯に健康保険が適用されます。総義歯と部分義歯のどちらも対象となり、同じ種類は7年に1回保険が適用され、自己負担は30%程度とされています。適用の対象や基準は政策によって変わることがあります。なお、歯が一部残っている場合はインプラント保険(生涯2本)も一緒に検討でき、歯茎の状態によってどちらが有利かは変わってきます。正確な適用の可否や費用は、残っている歯と歯茎の状態によって異なりますので、相談の際に入れ歯とインプラントの保険を分けて確認してみることをおすすめします。
インプラントオーバーデンチャーはどんな場合に行いますか?
インプラントオーバーデンチャーは、通常の入れ歯がすぐ緩んだり、うまく噛めなかったりして不便な場合に主に検討します。インプラントを数本埋入して入れ歯を固定する方法のため、すべての歯をインプラントにするより本数を減らしながらも、入れ歯より安定感を高められるとされています。顎の骨が大きく足りない方や、多くの歯を失って通常の入れ歯に慣れにくい方の選択肢になることもあります。ただしインプラントを埋入できる骨の状態が伴う必要があり、適応かどうかは人によって異なります。検査で残っている歯と骨の状態を確認したうえで方法を決められるのがよいです。
入れ歯はどのように管理すればよいですか?
入れ歯は毎食後に外して流水で洗い、1日に一度は入れ歯専用の洗浄剤で洗浄されるのがよいです。一般的な歯磨き剤は研磨力が高く入れ歯の表面を傷つけることがあるため、おすすめしていません。就寝時は入れ歯を外して歯茎を休ませ、入れ歯が乾かないよう水や洗浄液に浸して保管されるのがよいです。長く使ううちに歯茎が変化して緩くなることがありますが、そのときに無理に接着剤だけに頼るより、歯科で調整を受けるほうが安全です。管理の方法や交換の時期は状態によって異なりますので、定期的に点検を受けられることをおすすめします。
インプラントは入れ歯より必ず良いのですか?
インプラントは噛む力と安定感の面で有利とされていますが、すべての場合に必ず勝るとは申し上げにくいです。インプラントは顎の骨に埋入する分、骨の状態や全身の健康が伴う必要があり、治療期間や費用の負担も考慮する必要があるためです。反対に入れ歯は比較的負担が少なく、多くの歯を失った場合でも適用しやすいという長所があります。ですから残っている歯の数、顎の骨、全身の健康、管理の能力、費用を合わせて見て決めるのが現実的です。どの方法が合うかは人によって異なりますので、検査の後にご相談のうえ決められることをおすすめします。